大雨と雷及び降ひょうに関する山梨県気象情報 第10号
令和2年 7月 7日16時50分 甲府地方気象台発表
山梨県では、8日朝から雷を伴った激しい雨が降り、大雨となるところがあるでしょう。土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意してください。
[気象概況と予想]
梅雨前線が対馬海峡を通って東北地方にのびています。前線は、9日頃にかけて西日本から東北地方に停滞する見込みです。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、山梨県では、大気の状態が不安定となる見込みです。
[防災事項]
<大雨・雷>
山梨県では、これまでに降った大雨により地盤の緩んでいる所があります。8日夜遅くまで土砂災害に警戒してください。また、低い土地の浸水、河川の増水に注意してください。
山梨県では、8日夜遅くにかけて、落雷、突風に注意してください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意が必要です。
<雨の実況>
降り始め(3日12時00分)から7日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
南部町 480.0ミリ
山中湖村 213.0ミリ
河口湖 177.5ミリ
身延町切石 125.5ミリ
甲府市古関 118.0ミリ
大月 107.0ミリ
[量的予想]
<雨の予想>
8日朝から雷を伴って、激しい雨の降る所があります。
7日18時から8日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
峡南地域 150ミリ
中北地域、富士五湖 120ミリ
東部、峡東地域 80ミリ の見込みです。
8日18時から9日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
中・西部 100ミリから150ミリ
東部・富士五湖 100ミリから150ミリ
の見込みです。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
次の「大雨と雷及び降ひょうに関する山梨県気象情報」は8日6時頃に発表する予定です。