大雨と落雷及び突風に関する徳島県気象情報 第11号
令和2年 7月 7日16時26分 徳島地方気象台発表
徳島県では、引き続き8日昼前にかけて土砂災害に警戒してください。また、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
梅雨前線が西日本付近に停滞しています。前線は、引き続き9日頃にかけて西日本付近に停滞する見込みです。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり、前線活動の活発な状態が続くでしょう。引き続き、9日にかけて大雨となるおそれがあります。
徳島県では、現在、雨は小康状態となっていますが、7日夜遅くから再び雨が強まり、8日にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降る見込みです。
降り続く大雨で土砂災害の危険度が高まっている地域があります。同じ場所で雨雲が予想より発達した場合には、さらに危険度が高まります。
[雨の実況]
降り始め(5日16時00分)から7日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
那賀町木頭和無田 201.5ミリ
三好市京上 147.0ミリ
三好市池田 96.0ミリ
[雨の予想]
8日明け方から朝にかけて、南部を中心に局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降る見込みです。
7日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 30ミリ
南部 30ミリ
8日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 40ミリ
南部 50ミリ
7日18時から8日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 150ミリ
南部 200ミリ
7日18時から9日18時までに予想される48時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 150から250ミリ
南部 250から350ミリ
[防災事項]
土砂災害に警戒してください。
低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。また、屋外活動に注意してください。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報に留意してください。
次の「徳島県気象情報」は、8日05時30分頃に発表する予定です。