大雨と落雷及び突風に関する宮崎県気象情報 第25号
令和2年 7月 8日08時51分 宮崎地方気象台発表
日南・串間地区では、8日夕方まで土砂災害に厳重に警戒し、8日昼前まで低い土地の浸水や河川の増水や氾濫に警戒してください。
梅雨前線は南下し、8日は九州南部付近に停滞しますが、9日は九州北部地方へ再び北上する見込みです。この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、宮崎県では大気の状態が非常に不安定となっています。南部平野部と南部山沿いでは8日夕方まで土砂災害、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれがあります。
<雨の実況>
降りはじめからの総降水量は、900ミリを超えて7月の月降水量平年値の2倍以上となっている所があります。
7月3日00時から8日08時までの総降水量(アメダス速報値)
日南市深瀬 912.0ミリ
えびの市えびの 825.5ミリ
えびの市加久藤 764.5ミリ
<雨の予想>
南部平野部と南部山沿いでは、9日昼前にかけて激しい雨が降る見込みです。8日09時から9日09時までの予想降水量(いずれも多い所)
1時間降水量 30ミリ
24時間降水量 120ミリ
<防災事項>
厳重警戒:土砂災害
警戒事項:低い土地の浸水、河川の増水や氾濫
注意事項:落雷、竜巻などの激しい突風
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
今後、発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報に留意してください。土砂災害や浸水害及び洪水の危険度に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。今後、市町村からの防災に係る情報に留意してください。
次の情報は8日11時30分頃に発表する予定です。