大雨と落雷及び突風に関する宮崎県気象情報 第23号
令和2年 7月 7日23時27分 宮崎地方気象台発表
宮崎県では、8日にかけて土砂災害に厳重に警戒してください。低い土地の浸水、河川の増水に注意してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
対馬海峡付近にある梅雨前線は、8日は九州北部地方を南下する見込みです。この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、宮崎県では大気の状態が非常に不安定となっています。
このため、宮崎県では8日明け方にかけて局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあります。これまでの大雨により広範囲で土砂災害の危険度が高まっている中、土砂の危険度がさらに高まるおそれがあります。また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。
<雨の実況>
7月3日00時から7日23時までの総降水量(アメダス速報値)
えびの市えびの 797.0ミリ
日南市深瀬 762.0ミリ
えびの市加久藤 736.5ミリ
西米良 689.5ミリ(欠測値を含む)
<雨の予想>
8日00時から9日00時までの予想降水量(多い所)
1時間降水量 50ミリ
24時間降水量 200ミリ
8日00時から10日00時までの予想降水量(多い所)
48時間降水量 200から300ミリ
<防災事項>
厳重警戒:土砂災害
注意事項:低い土地の浸水、河川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
今後、発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報に留意してください。土砂災害や浸水害及び洪水の危険度に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。また、市町村からの防災に係る情報に留意してください。
次の情報は、8日06時頃に発表する予定です。