大雨と落雷及び突風に関する宮崎県気象情報 第22号
令和2年 7月 7日16時50分 宮崎地方気象台発表
宮崎県では、8日にかけて土砂災害に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
対馬海峡付近に停滞している梅雨前線は、8日にかけて九州北部地方を南下する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、九州南部では大気の状態が非常に不安定となっています。
このため宮崎県では、7日夜遅くから8日明け方にかけて局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあります。その後も8日にかけて断続的に激しい雨が降る見込みです。これまでの大雨により、広範囲で土砂災害の危険度が高まっています。今後の大雨でさらに土砂災害の危険度が一層高まるおそれがあります。また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。
<雨の実況>
7月3日00時から7日16時までの総降水量(アメダス速報値)
日南市深瀬 746.5ミリ
えびの市えびの 737.5ミリ
えびの市加久藤 734.5ミリ
西米良 677.0ミリ(欠測値を含む)
<雨の予想>
7日18時から8日18時までの予想降水量(多い所)
1時間降水量 50ミリ
24時間降水量 250ミリ
7日18時から9日18時までの予想降水量(多い所)
48時間降水量 250から350ミリ
<防災事項>
警戒事項:土砂災害
注意事項:低い土地の浸水、河川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
今後、発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報に留意してください。土砂災害や浸水害及び洪水の危険度に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
次の情報は、8日06時頃に発表する予定です。