大雨と落雷及び突風に関する宮崎県気象情報 第21号
令和2年 7月 7日11時35分 宮崎地方気象台発表

 南部山沿い、北部山沿いでは、8日にかけて土砂災害に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

  対馬海峡付近に停滞している梅雨前線は、8日にかけて九州北部地方を南下する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、九州南部では大気の状態が非常に不安定となっています。
 
  このため宮崎県では、8日にかけて局地的に非常に激しい雨や激しい雨が降るおそれがあります。すでに、これまでの大雨で土砂災害の危険度が高くなっている地域があり、今後の大雨により他の地域でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。
 
 <雨の実況>
 7月3日00時から7日11時までの総降水量(アメダス速報値)
   日南市深瀬   738.5ミリ
   えびの市えびの 726.5ミリ
   えびの市加久藤 709.5ミリ
   西米良     657.5ミリ(欠測値を含む)
 
 <雨の予想>
 7日12時から8日12時までの予想降水量(多い所)
    1時間降水量   50ミリ
   24時間降水量  150ミリ
 7日12時から9日12時までの予想降水量(多い所)
   48時間降水量  200から300ミリ
 
 <防災事項>
  警戒事項:土砂災害
  注意事項:落雷、竜巻などの激しい突風
  発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
 
  今後、発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報に留意してください。土砂災害や浸水害及び洪水の危険度に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
 
  次の情報は、7日17時頃に発表する予定です。