大雨に関する大分県気象情報 第15号
令和2年 7月 8日06時29分 大分地方気象台発表

 大分県では、8日夜から再び雨となり、9日以降は激しい雨が降る見込みです。大分県では8日昼前まで土砂災害に厳重に警戒し、中部、西部では8日朝まで河川の増水や氾濫に警戒してください。

  梅雨前線は九州南部付近まで南下しましたが、9日にかけて再び北上し対馬海峡付近に停滞する見込みです。
  このため、大分県では、現在小康状態となっていますが、8日夜から再び雨となり、9日以降は激しい雨が降り大雨となる見込みです。これまでの記録的な大雨により地盤が緩んでいる所や増水している河川があり、今後少しの雨でも土砂災害や洪水の危険度が高くなるおそれがあります。
  
 <雨の実況>
  降り始め(5日12時00分)から8日6時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
   日田市椿ヶ鼻 862.0ミリ
       玖珠 518.0ミリ
   日田市三本松 486.0ミリ
   中津市耶馬渓 475.0ミリ
   由布市湯布院 445.5ミリ
    中津市中津 429.0ミリ
       杵築 416.5ミリ
    宇佐市院内 389.0ミリ
     豊後高田 381.0ミリ
    国東市武蔵 369.0ミリ
 
 <雨の予想>
 8日に予想される1時間降水量は、多い所で、
  中部 20ミリ
  北部 20ミリ
  西部 20ミリ
  南部 20ミリ
 9日に予想される1時間降水量は、多い所で、
  中部 30ミリ
  北部 30ミリ
  西部 30ミリ
  南部 30ミリ
 
 8日6時から10日6時までに予想される48時間降水量は、多い所で、
  大分県 150から250ミリ
 
 <防災事項>
  土砂災害に厳重に警戒し、河川の増水や氾濫に警戒してください。
  
  今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。
  土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
 
  この情報は「大雨と落雷及び突風に関する大分県気象情報」を引き継ぐものです。
 
  次の情報は、8日16時30分頃に発表する予定です。