大雨と突風に関する九州北部地方(山口県を含む)気象情報 第21号
令和2年 7月 7日23時34分 福岡管区気象台発表

 九州北部地方では、土砂災害、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。

  梅雨前線が対馬海峡付近にあって、8日夜にかけて九州北部地方を南下する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となっており前線活動の活発な状態が続く見込みです。
  このため、8日明け方にかけて非常に激しい雨が断続的に降るおそれがあります。
  これまでの記録的な大雨により地盤が非常に緩んでおり、今後少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあります。引き続き土砂災害に厳重に警戒してください。
 
 <雨の予想>
 8日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  山口県 50ミリ
  福岡県 60ミリ
  佐賀県 50ミリ
  長崎県 40ミリ
  大分県 70ミリ
  熊本県 70ミリ
 
 8日0時から9日0時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  山口県  80ミリ
  福岡県 100ミリ
  佐賀県 100ミリ
  長崎県  80ミリ
  大分県 150ミリ
  熊本県 150ミリ
 
 <防災事項>
  土砂災害、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、低い土地の浸水に警戒してください。また落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
  発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
  今後発表する警報や注意報、竜巻注意情報、気象情報などに留意してください。
 
  土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
 
  次の情報は、8日5時30分頃に発表する予定です。