大雨と突風及び落雷に関する奈良県気象情報 第4号
令和2年 7月 6日16時47分 奈良地方気象台発表
南西部では、7日夕方にかけて土砂災害に厳重に警戒してください。
梅雨前線は、8日にかけて西日本の日本海側に停滞する見込みです。
奈良県では、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり、局地的に雷雲が発達するでしょう。8日にかけて前線の活動が活発な状態が続く見込みです。
奈良県では、これまでの大雨により、地盤の緩んでいる所があり、特に土砂災害警戒情報の発表されている地域では、土砂災害に厳重に警戒してください。
[雨の実況]
降り始め(5日16時00分)から6日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
十津川村玉置山 126.0ミリ
十津川村風屋 108.5ミリ
下北山村佐田 87.5ミリ
[雨の予想]
奈良県では、7日にかけて、南部を中心に局地的に雷を伴った激しい雨が降り大雨となるおそれがあります。
6日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 20ミリ
南部 40ミリ
7日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 25ミリ
南部 30ミリ
6日18時から7日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 100ミリ
南部 180ミリ
その後、7日18時から8日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 100から150ミリ
南部 100から150ミリ
[防災事項]
土砂災害に厳重に警戒してください。
低い土地の浸水、河川の増水、竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
次の「大雨と突風及び落雷に関する奈良県気象情報」は、7日6時頃に発表する予定です。