大雨と突風及び落雷に関する兵庫県気象情報 第4号
令和2年 7月 7日05時41分 神戸地方気象台発表

 南部では8日にかけて、北部では8日は土砂災害に十分注意してください。また、低い土地の浸水、河川の増水、竜巻などの激しい突風、落雷にも注意してください。

  梅雨前線が、東シナ海から対馬海峡を通り東北地方にのびています。前線は9日頃にかけて西日本から東北地方に停滞する見込みです。
  兵庫県では、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり、前線活動の活発な状態が続くでしょう。
  また、これまでの大雨により、地盤の緩んでいる所があります。
  雨雲が予想よりも発達した場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
 
 [雨の実況]
  降り始め(5日21時00分)から7日5時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
    宍粟市一宮町 80.5ミリ
   丹波篠山市後川 74.0ミリ
     朝来市生野 68.0ミリ
        西宮 67.0ミリ
    神戸市中央区 50.5ミリ
 
 [雨の予想]
  兵庫県では、7日朝にかけてと8日明け方から昼前は、局地的に雷を伴った激しい雨の降るおそれがあります。
  7日から8日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
   北部  30ミリ
   南部  30ミリ
  7日6時から8日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
   北部 100ミリ
   南部 100ミリ
  その後、8日6時から9日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
   北部 50から100ミリ
   南部 50から100ミリ
  
 [防災事項]
  土砂災害に十分注意してください。
  低い土地の浸水、河川の増水、竜巻などの激しい突風、落雷に注意してください。
  発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
  次の「大雨と突風及び落雷に関する兵庫県気象情報」は、7日16時頃に発表する予定です。