大雨に関する愛媛県気象情報 第13号
令和2年 7月 6日11時28分 松山地方気象台発表

 南予では、7日にかけて土砂災害に警戒してください。

  梅雨前線が西日本に停滞しています。前線は、8日頃にかけて西日本付近に停滞する見込みです。
  前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が不安定となり、前線の活動が活発な状態が続くでしょう。雨の降り方によっては、8日にかけても警報級の大雨となるおそれがあります。
  3日からの大雨により、地盤の緩んでいる所があり、南予を中心に土砂災害の危険度が高まっている所があります。
 
 [雨の実況]
  降り始め(5日17時00分)から6日11時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
     西予市宇和 150.5ミリ
   内子町獅子越峠  85.5ミリ
     愛南町御荘  68.0ミリ
       八幡浜  60.0ミリ
       宇和島  45.5ミリ
 
 [雨の予想]
  愛媛県では、6日昼前は、局地的に雷を伴って激しい雨が降る見込みです。
  6日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  中予、東予 30ミリ
  南予    40ミリ
 
  6日12時から7日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  中予、東予 120ミリ
  南予    150ミリ
  6日12時から8日12時までに予想される48時間降水量は、いずれも多い所で、
  中予、東予 150から250ミリ
  南予    200から300ミリ
  梅雨前線は8日頃にかけて西日本付近に停滞するため、降水量はさらに多くなる見込みです。
 
 [防災事項]
  土砂災害に警戒してください。
  低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
  次の「愛媛県気象情報」は、6日16時30分頃に発表する予定です。