大雨と落雷及び突風に関する福岡県気象情報 第8号
令和2年 7月 6日23時52分 福岡管区気象台発表

 筑後南部に大雨特別警報を発表しています。筑後南部では、7日明け方にかけて土砂災害に最大級の警戒をしてください。

  筑後南部に大雨特別警報を発表しています。筑後南部では何らかの災害がすでに発生している可能性が高く、警戒レベル5に相当する状況です。
 
  梅雨前線が対馬海峡付近にあって、7日にかけて停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となり前線の活動が活発な状態が続くでしょう。
  このため、福岡県では7日夜遅くにかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨が続くおそれがあります。
  筑後南部では、土砂災害に最大級に警戒してください。北九州地方、筑豊地方、筑後北部では、土砂災害に厳重に警戒し、筑後北部では河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、福岡地方、北九州地方、筑豊地方、筑後南部では河川の増水や氾濫に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれがあります。
 
 <雨の実況>
  降り始め(5日14時00分)から6日23時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
        大牟田 409.5ミリ
         柳川 330.0ミリ
     添田町英彦山 317.5ミリ
    久留米市耳納山 315.0ミリ
   久留米市津福本町 313.5ミリ
 
 <雨の予想>
 6日から7日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  福岡地方  50ミリ
  北九州地方 50ミリ
  筑豊地方  50ミリ
  筑後地方  50ミリ
 
 7日0時から8日0時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  福岡地方  180ミリ
  北九州地方 180ミリ
  筑豊地方  200ミリ
  筑後地方  250ミリ
 
 9日0時までの48時間に予想される降水量は、多い所で250から350ミリです。
 
 <防災事項>
  土砂災害に最大級の警戒をし、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。低い土地の浸水に注意してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
 
  今後、発表する警報や注意報、竜巻注意情報、気象情報などに留意してください。
  土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
 
  次の情報は、7日06時頃に発表する予定です。