大雨と落雷及び突風に関する福岡県気象情報 第4号
令和2年 7月 6日11時32分 福岡管区気象台発表

 福岡県では、7日明け方にかけて土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

  九州北部地方にある梅雨前線は6日夜にかけて対馬海峡付近まで北上し、7日にかけて停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり前線の活動が活発な状態が続くでしょう。
  このため、福岡県では7日明け方にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。
  福岡県では7日明け方にかけて土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれがあります。
 
 <雨の実況>
  降り始め(5日14時00分)から6日11時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
         柳川 127.0ミリ
    久留米市耳納山 126.0ミリ
   久留米市津福本町 119.5ミリ
        大牟田 103.0ミリ
      北九州空港 101.5ミリ
 
 <雨の予想>
 6日から7日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  福岡地方  50ミリ
  北九州地方 50ミリ
  筑豊地方  50ミリ
  筑後地方  50ミリ
 
 6日12時から7日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  福岡地方  200ミリ
  北九州地方 200ミリ
  筑豊地方  200ミリ
  筑後地方  250ミリ
 
 8日12時までの48時間に予想される降水量は、多い所で250から350ミリです。
 
 <防災事項>
  土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
 
  今後、発表する警報や注意報、竜巻注意情報、気象情報などに留意してください。
  土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
 
  次の情報は、6日16時30分頃に発表する予定です。