大雨と落雷及び突風に関する四国地方気象情報 第13号
令和2年 7月 6日16時00分 高松地方気象台発表

 四国地方では、土砂災害の危険度が高まっている所があります。7日昼前にかけて土砂災害に厳重に警戒してください。また、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

  梅雨前線が西日本付近に停滞しています。前線は、引き続き8日にかけて西日本付近に停滞する見込みです。
  前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり、前線の活動が活発な状態が続くでしょう。
  これまでの大雨で地盤の緩んでいる所では、土砂災害の危険度が高まっている所があります。四国地方の太平洋側では、土砂災害警戒情報を発表中の市町村があります。
 
 [雨の実況]
  降り始め(5日15時00分)から6日15時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
  愛媛県
      西予市宇和 174.0ミリ
    内子町獅子越峠 100.5ミリ
  高知県
     馬路村魚梁瀬 315.5ミリ
      香美市大栃 180.0ミリ
  徳島県
   那賀町木頭和無田  91.0ミリ
      三好市京上  74.0ミリ
 
 [雨の予想]
  7日昼前にかけて、太平洋側を中心に局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。
 
 6日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  瀬戸内側 30ミリ
  太平洋側 40ミリ
 7日に予想される1時間降水量は、
  太平洋側 40ミリ
 
 6日18時から7日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  瀬戸内側 120ミリ
  太平洋側 150ミリ
 
 6日18時から8日18時までに予想される48時間降水量は、いずれも多い所で、
  瀬戸内側 120から200ミリ
  太平洋側 200から300ミリ
 
 [防災事項]
  土砂災害に厳重に警戒してください。
  低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
  落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。また、屋外活動に注意してください。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
  次の「四国地方気象情報」は、7日05時頃に発表する予定です。