大雨と雷及び降ひょうに関する山梨県気象情報　第６号
令和２年　７月　５日１６時５４分　甲府地方気象台発表

　山梨県では、これまでに降った大雨により地盤の緩んでいる所があります。また、６日未明から７日にかけて局地的に雷を伴った強い雨が降る見込みです。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

　［気象概況と予想］
　　梅雨前線が西日本から東日本に停滞しています。６日には太平洋高気圧が強まるため、前線は７日にかけて日本海から東北地方まで北上する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、山梨県では、７日にかけて大気の状態が不安定となるでしょう。
　
　［防災事項］
　＜大雨・雷＞
　　山梨県では、これまでに降った大雨により地盤の緩んでいる所があります。また、６日未明から７日にかけて局地的に雷を伴った強い雨が降る見込みです。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
　　また、落雷、突風に注意してください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意が必要です。
　
　［雨の実況］
　　降り始め（３日１４時００分）から５日１６時００分までの降水量（アメダスによる速報値）
　　　南部町　　１８１．０ミリ
　　　山中湖村　１０９．５ミリ
　
　［量的予想］
　＜雨の予想＞
　５日１８時から６日１８時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　　峡南地域　　　　　　　１５０ミリ
　　　中北地域、富士五湖　　１２０ミリ
　　　東部、峡東地域　　　　１００ミリ
　その後、６日１８時から７日１８時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　　中・西部　　　　　１００から１５０ミリ
　　　東部・富士五湖　　１００から１５０ミリ
　の見込みです。
　
　［補足事項］
　今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
　　次の「大雨と雷及び降ひょうに関する山梨県気象情報」は６日６時頃に発表する予定です。