大雨と突風及び落雷に関する兵庫県気象情報　第２号
令和２年　７月　６日０５時３７分　神戸地方気象台発表

　南部では、６日朝から７日にかけて、北部では７日は土砂災害に十分注意してください。また、兵庫県では、７日昼前にかけて低い土地の浸水や河川の増水に、７日夕方にかけて竜巻などの激しい突風や落雷にも注意してください。

　　梅雨前線が西日本から東日本に停滞しています。太平洋高気圧が次第に強まるため、前線は６日夜にかけて対馬海峡から東北地方まで北上し、その後８日頃にかけて本州付近に停滞する見込みです。
　　兵庫県では、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり、局地的に雷雲が発達するでしょう。
　　また、これまでの大雨により、地盤の緩んでいる所があります。
　　雨雲が予想より発達した場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
　
　［雨の予想］
　　南部では、６日朝から７日昼前にかけて、北部では、６日昼過ぎから７日昼前にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降るおそれがあります。
　　６日に予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、
　　　北部　　３０ミリ
　　　南部　　４０ミリ
　　７日に予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、
　　　北部　　３０ミリ
　　　南部　　３０ミリ
　　６日６時から７日６時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　　北部　　８０ミリ
　　　南部　１２０ミリ
　　その後、７日６時から８日６時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　　北部　５０から１００ミリ
　　　南部　５０から１００ミリ
　
　［防災事項］
　　土砂災害に十分注意してください。
　　低い土地の浸水や河川の増水、竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。
　　発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
　
　［補足事項］
　　今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
　　次の「大雨と突風及び落雷に関する兵庫県気象情報」は６日１６時頃に発表する予定です。