大雨と落雷及び突風に関する徳島県気象情報 第2号
令和2年 7月 5日16時44分 徳島地方気象台発表

 徳島県では、6日から7日にかけて、大雨となるおそれがあります。土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

  西日本に停滞している梅雨前線は、6日には太平洋高気圧が強まるため、7日にかけて日本海から東北地方まで北上し、その後南下して8日頃にかけて本州付近に停滞する見込みです。
  徳島県では、梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、6日未明から7日にかけて大気の状態が非常に不安定となり、前線の活動が活発となる見込みです。
  これまでの大雨により地盤の緩んでいる所では、今後の大雨により土砂災害の危険度が再び高まるおそれがあるため、土砂災害に警戒が必要です。
  また、梅雨前線は8日頃にかけても本州付近に停滞するため、大雨が続くおそれがあります。
 
 [雨の予想]
 6日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 40ミリ
  南部 40ミリ
 
 5日18時から6日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 200ミリ
  南部 250ミリ
 
 5日18時から7日18時までに予想される48時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 200から300ミリ
  南部 300から400ミリ 
 7日18時以降も、暖かく湿った空気が流れ込むため、降水量がさらに多くなるでしょう。
 
 [防災事項]
  土砂災害に警戒してください。
  低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
  落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。
  発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。また、屋外活動に注意してください。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報に留意してください。
  次の「徳島県気象情報」は、6日05時30分頃に発表する予定です。