大雨と落雷及び突風に関する宮崎県気象情報 第15号
令和2年 7月 6日05時25分 宮崎地方気象台発表

 宮崎県では、7日にかけて土砂災害に厳重に警戒し、6日は低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

  九州北部地方にある梅雨前線は、7日にかけて停滞する見込みです。この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでおり、九州南部では大気の状態が非常に不安定となっています。
  このため、宮崎県は6日朝にかけて局地的に非常に激しい雨が降り、7日は再び局地的に非常に激しい雨が降る見込みです。これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があり、土砂災害の危険度が非常に高い状態が続く見込みです。また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれがあります。
 
 <雨の実況>
 7月3日00時から6日05時までの総降水量(アメダス速報値)
  ※は欠測値を含む
  えびの市えびの  663.5ミリ
  西米良      510.0ミリ ※
  えびの市加久藤  497.0ミリ
  日南市深瀬    491.0ミリ
 
 <雨の予想>
 6日06時から7日06時までの予想降水量(多い所)
  1時間降水量   60ミリ
  24時間降水量  180ミリ
 6日06時から8日06時までの予想降水量(多い所)
  48時間降水量  200から300ミリ
 
 <防災事項>
  厳重警戒:土砂災害
  警戒事項:低い土地の浸水、河川の増水や氾濫
  注意事項:落雷、竜巻などの激しい突風
  発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
 
  今後、発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報に留意してください。市町村からの防災に係る情報に留意してください。土砂災害や浸水害及び洪水の危険度に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
 
  次の情報は、6日11時30分頃に発表する予定です。