大雨と突風及び落雷に関する近畿地方気象情報 第3号
令和2年 7月 6日05時32分 大阪管区気象台発表
近畿地方では、8日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。また、竜巻などの激しい突風、落雷に注意してください。
梅雨前線が西日本から東日本に停滞しています。太平洋高気圧が次第に強まるため、前線は6日夜にかけて対馬海峡から東北地方まで北上し、その後8日頃にかけて本州付近に停滞する見込みです。
近畿地方では、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり、局地的に雷雲が発達するでしょう。8日にかけて前線の活動が活発な状態が続く見込みです。
これまでの大雨により、地盤の緩んでいる所があります。
雨雲が予想より発達した場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
[雨の予想]
近畿地方では、7日にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り大雨となるおそれがあります。また8日も大雨が続くおそれがあります。
6日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
近畿北部 30ミリ
近畿中部 50ミリ
近畿南部 50ミリ
7日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
近畿北部 30ミリ
近畿中部 40ミリ
近畿南部 40ミリ
6日6時から7日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
近畿北部 100ミリ
近畿中部 250ミリ
近畿南部 250ミリ
その後、7日6時から8日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
近畿北部 50から100ミリ
近畿中部 100から150ミリ
近畿南部 100から200ミリ
[防災事項]
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
竜巻などの激しい突風、落雷に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
次の「大雨と突風及び落雷に関する近畿地方気象情報」は、6日16時頃に発表する予定です。