大雨と突風及び落雷に関する近畿地方気象情報 第2号
令和2年 7月 5日16時24分 大阪管区気象台発表

 近畿地方では、7日にかけて、土砂災害に十分注意してください。また、低い土地の浸水、河川の増水、竜巻などの激しい突風、落雷に注意してください。

  梅雨前線が西日本から東日本に停滞しています。6日には太平洋高気圧が強まるため、前線は7日にかけて日本海から東北地方まで北上し、その後南下して8日頃にかけて本州付近に停滞する見込みです。
  近畿地方では、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり、前線の活動が活発な状態が続く見込みです。
  これまでの大雨により、地盤の緩んでいる所があります。
  発達した雨雲が流れ込んだ場合には、大雨警報を発表する可能性があります。
 
 [雨の予想]
  近畿地方では、6日にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨の降るおそれがあります。また7日も大雨が続くおそれがあります。
 5日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  近畿中部 20ミリ
  近畿南部 30ミリ
 6日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  近畿北部 30ミリ
  近畿中部 30ミリ
  近畿南部 40ミリ
 5日18時から6日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  近畿北部 60ミリ
  近畿中部 150ミリ
  近畿南部 180ミリ
 5日18時から7日18時までに予想される48時間降水量は、いずれも多い所で、
  近畿中部 200から300ミリ
  近畿南部 200から300ミリ
 
 [防災事項]
  土砂災害に十分注意してください。
  低い土地の浸水、河川の増水、竜巻などの激しい突風、落雷に注意してください。
  発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
  この情報は「大雨に関する近畿地方気象情報」を引き継ぐものです。
  次の「大雨と突風及び落雷に関する近畿地方気象情報」は、6日6時頃に発表する予定です。