大雨と落雷及び突風に関する四国地方気象情報 第9号
令和2年 7月 5日16時11分 高松地方気象台発表
四国地方では、7日にかけて大雨となる見込みです。土砂災害に警戒、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
西日本に停滞している梅雨前線は、6日には太平洋高気圧が強まるため、7日にかけて日本海から東北地方まで北上し、その後南下して8日頃にかけて本州付近に停滞する見込みです。
四国地方では、梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、6日未明から7日にかけて大気の状態が非常に不安定となり、前線の活動が活発となる見込みです。
これまでの大雨により地盤の緩んでいる所では、今後の大雨により土砂災害の危険度が再び高まるおそれがあるため、土砂災害に警戒が必要です。
また、梅雨前線は8日頃にかけても本州付近に停滞するため、大雨が続くおそれがあります。
[雨の予想]
7日にかけて太平洋側を中心に局地的に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降る見込みです。
5日に予想される1時間降水量は、
太平洋側 30ミリ
6日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
瀬戸内側 40ミリ
太平洋側 50ミリ
5日18時から6日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
瀬戸内側 200ミリ
太平洋側 300ミリ
5日18時から7日18時までに予想される48時間降水量は、いずれも多い所で、
瀬戸内側 200から300ミリ
太平洋側 300から400ミリ
7日18時以降も、暖かく湿った空気が流れ込むため、降水量がさらに多くなる見込みです。
[防災事項]
土砂災害に警戒してください。
低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。また、屋外活動に注意してください。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
次の「四国地方気象情報」は、6日05時頃に発表する予定です。