大雨と雷及び降ひょうに関する山梨県気象情報 第5号
令和2年 7月 5日05時52分 甲府地方気象台発表

 山梨県では、これまでに降った大雨により地盤の緩んでいる所があります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

 [気象概況と予想]
  梅雨前線が西日本から東日本に停滞しています。5日は前線が西日本や東日本の太平洋側にほとんど停滞しますが、6日は太平洋高気圧が強まるため、次第に北上するでしょう。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、山梨県では5日昼過ぎから夜遅くにかけて、大気の状態が不安定となるでしょう。
 
 [防災事項]
 <大雨・雷>
  山梨県では、これまでに降った大雨により地盤の緩んでいる所があります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
  また、山梨県では5日昼過ぎから夜遅くにかけて、落雷、突風や急な強い雨に注意してください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
 
 [雨の実況]
  降り始め(3日14時00分)から5日5時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
    南部町 180.5ミリ
   山中湖村 109.5ミリ
 
 [量的予想]
 <雨の予想>
 5日6時から6日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
   峡南地域、富士五湖      80ミリ
   中北地域、東部、峡東地域   60ミリ
 その後、6日6時から7日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
   中・西部    100から200ミリ
   東部・富士五湖 100から150ミリ  の見込みです。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
  次の「大雨と雷及び降ひょうに関する山梨県気象情報」は5日17時頃に発表する予定です。