大雨に関する高知県気象情報 第7号
令和2年 7月 4日16時12分 高知地方気象台発表

 東部では、4日夕方は土砂災害に警戒してください。

  梅雨前線が西日本から東日本に停滞し、前線上の低気圧が四国地方を東北東に進んでいます。前線は一旦四国の南に南下しますが、6日には四国地方まで北上するでしょう。
  これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があり、東部では4日夕方は土砂災害に警戒してください。
  高知県では、5日は地盤の緩んでいる所で強い雨が降った場合、土砂災害のおそれがあり、土砂災害に注意・警戒してください。
  6日は前線の活動が再び活発となる見込みです。雨雲が予想より長く停滞した場合は、総降水量が増えるため再び土砂災害の危険度が高まり、警報級の大雨となるおそれがあります。
 
 [雨の実況]
  高知県では、降り始めからの総降水量が450ミリを超えている所があります。
  降り始め(3日6時00分)から4日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
   馬路村魚梁瀬 486.0ミリ
   室戸市佐喜浜 273.5ミリ
       田野 228.0ミリ
   四万十町大正 221.5ミリ
    香美市大栃 219.5ミリ
  
 [雨の予想]
 4日18時から5日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  中部 40ミリ
  東部 40ミリ
  西部 40ミリ
 その後、5日18時から6日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  中部 100から200ミリ
  東部 100から200ミリ
  西部 100から200ミリ
 
 [防災事項]
  土砂災害に警戒してください。
  河川の増水に注意してください。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
  この情報は、「大雨と落雷及び突風に関する高知県気象情報」を引き継ぐものです。
  次の「高知県気象情報」は、5日05時30分頃に発表する予定です。