大雨と落雷及び突風に関する徳島県気象情報　第１号
令和２年　７月　５日０５時３７分　徳島地方気象台発表（訂正）

　徳島県では、６日から７日にかけて、大雨となるおそれがあります。土砂災害に注意・警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

　　西日本の太平洋側に停滞している梅雨前線は、６日には太平洋高気圧が強まるため、中国地方まで北上する見込みです。
　　徳島県では、この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、６日から７日にかけて大気の状態が非常に不安定となり、前線の活動が活発な状態が続く見込みです。
　　このため徳島県では、６日未明から７日にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨が降るおそれがあります。雨雲が予想より発達した場合や、停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。　
　
　［雨の予想］
　６日に予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、
　　北部　３０ミリ
　　南部　４０ミリ
　
　５日６時から６日６時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　北部　７０ミリ
　　南部　８０ミリ
　
　５日６時から７日６時までに予想される４８時間降水量は、いずれも多い所で、
　　北部　１５０から２５０ミリ
　　南部　２００から３００ミリ　
　７日６時以降も、暖かく湿った空気が流れ込むため、降水量がさらに多くなるでしょう。
　
　［防災事項］
　　土砂災害に注意・警戒してください。
　　低い土地の浸水、河川の増水に注意してください。
　　落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。
　　発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。また、屋外活動に注意してください。
　
　［補足事項］
　　今後発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報に留意してください。
　　次の「徳島県気象情報」は、５日１６時３０分頃に発表する予定です。
　
　訂正箇所：本文に「７日６時以降も、暖かく湿った空気が流れ込むため、降水量がさらに多くなるでしょう。」と追加しました。