大雨に関する愛媛県気象情報 第9号
令和2年 7月 4日16時35分 松山地方気象台発表

 南予ではこれまでの大雨により地盤の緩んでいる所があるため、6日にかけて土砂災害に注意・警戒してください。

  梅雨前線が西日本から東日本に停滞し、前線上の低気圧が本州付近を東北東に進んでいます。前線は一旦四国の南に南下しますが、6日には四国地方まで北上するでしょう。
  4日夜から5日にかけては雨は小康状態となりますが、南予ではこれまでの大雨により地盤の緩んでいる所があり、わずかな雨でも土砂災害の危険度が再び高まるおそれがあります。
  6日にかけて土砂災害に注意・警戒してください。
 
 [雨の実況]
   降り始め(3日6時00分)から4日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
     愛南町御荘 175.0ミリ
     鬼北町近永 132.0ミリ
     西予市宇和 122.0ミリ
       宇和島 119.5ミリ
   内子町獅子越峠 109.5ミリ
 
 [雨の予想]
  雨は峠を越えましたが、南予ではこれまでの大雨により地盤の緩んでいる所があるため、引き続き土砂災害に注意・警戒してください。
 
  4日18時から5日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  中予 20ミリ
  東予 20ミリ
  南予 30ミリ
 
  その後、5日18時から6日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  中予 100から150ミリ
  東予 100から150ミリ
  南予 100から200ミリ
  
 [防災事項]
  土砂災害に注意・警戒してください。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
  次の「大雨に関する愛媛県気象情報」は、5日05時30分頃に発表する予定です。