大雨に関する愛媛県気象情報 第8号
令和2年 7月 4日14時46分 松山地方気象台発表

 南予では4日夕方にかけて、土砂災害に警戒してください。なお、落雷、竜巻などの激しい突風のおそれはなくなりました。

  梅雨前線が西日本から東日本に停滞し、前線上の低気圧が九州地方を東北東に進んでいます。前線は5日にかけて引き続き停滞し、前線上の低気圧は4日にかけて西日本を通過するでしょう。
  愛媛県では、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいます。5日明け方にかけては、雨は小康状態となりますが、その後、前線の活動が再び活発になる見込みです。南予ではこれまでの大雨により地盤の緩んでいる所があり、土砂災害の危険度が高まっているため、引き続き土砂災害に注意・警戒してください。
 
 [雨の実況]
   降り始め(3日6時00分)から4日14時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
     愛南町御荘 175.0ミリ
     鬼北町近永 132.0ミリ
     西予市宇和 122.0ミリ
       宇和島 119.5ミリ
   内子町獅子越峠 109.5ミリ
 
 [雨の予想]
  雨は峠を越えましたが、南予ではこれまでの大雨により地盤の緩んでいる所があるため、4日夕方にかけて、引き続き土砂災害に警戒してください。
 
  4日18時から5日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  中予 30ミリ
  東予 30ミリ
  南予 40ミリ
 
  その後、5日18時から6日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  中予 100から150ミリ
  東予 100から150ミリ
  南予 100から200ミリ
  
 [防災事項]
  土砂災害に警戒してください。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
  この情報は「大雨と落雷及び突風に関する愛媛県気象情報」を引き継ぐものです。
  次の「愛媛県気象情報」は、4日16時30分頃に発表する予定です。