大雨と落雷及び突風に関する宮崎県気象情報　第１１号
令和２年　７月　５日０５時１０分　宮崎地方気象台発表

　宮崎県では、６日にかけて土砂災害に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

　　梅雨前線は６日にかけて九州付近に停滞する見込みです。この前線に向か
　って暖かく湿った空気が流れ込むため、九州南部では大気の状態が非常に不
　安定となるでしょう。このため、宮崎県では５日昼過ぎから６日にかけて非常に激しい雨や激しい雨が降る所がある見込みです。
　　宮崎県では、これまでの大雨により土砂災害の危険度が高まっている所があります。現在大雨注意報を発表中の市町村で５日夕方までに大雨警報（土砂災害）に切り替える可能性が高い所があります。
　　また、６日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。
　
　＜雨の実況＞
　７月３日００時から５日０５時までの総降水量（アメダス速報値）
　　※は欠測値を含む
　　西米良　　　　　　４０２．０ミリ　※
　　えびの市えびの　　４００．０ミリ
　　日南市深瀬　　　　３５３．５ミリ
　　椎葉　　　　　　　３３０．０ミリ
　　えびの市加久藤　　３３０．０ミリ
　
　＜雨の予想＞
　５日０６時から６日０６時までの予想降水量（多い所）
　　　１時間降水量　　６０ミリ
　　２４時間降水量　２００ミリ
　
　６日０６時から７日０６時までの予想降水量（多い所）
　　２４時間降水量　　１００から２００ミリ
　
　＜防災事項＞
　　警戒事項：土砂災害
　　注意事項：低い土地の浸水、河川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風
　　発達した積乱雲の近づく兆しのある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
　
　　今後、発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報に留意してください。また、土砂災害や浸水害及び洪水の危険度に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
　
　　この情報は「大雨に関する宮崎県気象情報　第１０号」を引き継ぐものです。
　　次の情報は、５日１１時３０分頃に発表する予定です。