大雨と雷及び突風に関する愛知県気象情報　第６号
令和２年　７月　５日０５時３０分　名古屋地方気象台発表

　愛知県では、これまでの雨で地盤の緩んでいる所があります。５日夜のはじめ頃から土砂災害に警戒し、低い土地の浸水や河川の増水に注意・警戒してください。また、竜巻などの激しい突風、落雷、降ひょうに注意してください。

　［気象概況］
　　梅雨前線が西日本から東日本に停滞しています。この前線は７日にかけて次第に北上し、６日から７日にかけて活動が活発となる見込みです。
　　愛知県では、現在小康状態となっていますが、５日夜のはじめ頃から再び雨が強まり、７日にかけて激しい雨や局地的に非常に激しい雨が降り、大雨となる見込みです。また、南から南西の斜面を中心に降水量が多くなっており、地盤の緩んでいる所があります。
　
　［雨の実況］
　　降り始め（３日１１時００分）から５日５時００分までの降水量（アメダスによる速報値）
　　　　　　　　豊根村茶臼山　１６３．５ミリ
　　　　　　　　豊田市阿蔵町　１００．５ミリ
　　　　新城市作手高里木戸口　１００．０ミリ
　　　豊田市稲武町スソガエト　　９１．０ミリ
　　　　　　　　　新城市富沢　　９０．０ミリ
　
　［雨の予想］
　５日から６日にかけて予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、
　　西部　３０ミリ
　　東部　５０ミリ
　５日６時から６日６時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　西部　８０ミリ
　　東部　１００ミリ
　５日６時から７日６時までに予想される４８時間降水量は、いずれも多い所で、
　　西部　２５０から３５０ミリ
　　東部　３００から４００ミリ
　
　［防災事項］
　　土砂災害に警戒し、低い土地の浸水や河川の増水に注意・警戒してください。また、竜巻などの激しい突風、落雷、降ひょうに注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
　
　［補足事項］
　　今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。また、土砂災害、浸水害、洪水の危険度に関しては、１０分毎に更新されるこれらの危険度分布を確認してください。
　　次の「大雨と雷及び突風に関する愛知県気象情報」は、５日１７時頃に発表する予定です。