大雨に関する近畿地方気象情報 第1号
令和2年 7月 5日05時33分 大阪管区気象台発表

 近畿地方では、5日朝から7日にかけて、土砂災害に十分注意してください。

  梅雨前線が西日本から東日本に停滞しています。前線は5日は西日本や東日本の太平洋側に停滞しますが、6日には太平洋高気圧が強まるため、次第に北上するでしょう。また前線は7日は西日本から東日本に停滞する見込みです。近畿地方では、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が不安定となり、前線の活動が活発な状態が続く見込みです。
  発達した雨雲が流れ込んだ場合には、大雨警報を発表する可能性があります。
 
 [雨の予想]
  近畿地方では、6日にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨の降るおそれがあります。また7日も大雨が続くおそれがあります。
 5日に予想される1時間降水量は、多い所で、
  近畿南部 30ミリ
 6日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  近畿中部 30ミリ
  近畿南部 40ミリ
 5日6時から6日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  近畿中部 80ミリ
  近畿南部 100ミリ
 5日6時から7日6時までに予想される48時間降水量は、いずれも多い所で、
  近畿中部 150から250ミリ
  近畿南部 200から300ミリ
 
 [防災事項]
  土砂災害に十分注意してください。
  低い土地の浸水、河川の増水、落雷、突風に注意してください。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
  次の「大雨に関する近畿地方気象情報」は、5日16時頃に発表する予定です。