大雨に関する九州北部地方(山口県を含む)気象情報 第8号
令和2年 7月 4日11時58分 福岡管区気象台発表
熊本県の大雨特別警報を警報に切替えました。熊本県では、これまでの記録的な大雨により、球磨川では氾濫が発生している所があるため、洪水への一層の警戒が必要です。土砂災害にも厳重に警戒してください。
熊本県の天草・芦北地方、球磨地方、宇城八代の大雨特別警報をすべて警報に切替えました。
九州北部地方の大雨は峠を越えましたが、これまでの記録的な大雨により、球磨川では氾濫が発生している所があるため、洪水への一層の警戒が必要です。また、熊本県水俣では降り始めからの降水量が500ミリを越え、7月の月降水量の平年値を超えています。
地盤が非常に緩んでおり、今後少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあります。引き続き、土砂災害に厳重に警戒してください。
<雨の実況>
降り始め(3日0時00分)から4日11時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
熊本県 水俣 513.0ミリ
<雨の予想>
4日12時から5日12時までに予想される24時間降水量は、
熊本県 60ミリ
<防災事項>
土砂災害、河川の増水や氾濫に厳重に警戒をしてください。また、低い土地の浸水に注意してください。
今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
次の情報は、4日16時頃に発表する予定です。