大雨と雷及び降ひょうに関する長野県気象情報 第2号
令和2年 7月 3日16時35分 長野地方気象台発表
長野県では、雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。3日夜遅くから4日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
[気象状況と予想]
梅雨前線が東シナ海から九州を通って伊豆諸島にのびています。前線は4日にかけて西日本から東日本に停滞し、前線上の低気圧が3日夜までに発生し、4日朝にかけて近畿地方から関東地方を通過する見込みです。
低気圧と前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となるため、長野県では、4日未明から昼前にかけて、雷を伴い1時間に30ミリ以上の激しい雨が降り、大雨となる見込みです。
[防災事項]
長野県では、3日夜遅くから4日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。特に、6月30日から7月1日にかけての大雨により雨量が多くなった地域では、土砂災害の危険が高まるおそれがあります。
また、落雷や突風に注意してください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理などにも注意してください。
<雨の予想>
3日から4日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 30ミリ
中部 30ミリ
南部 40ミリ
3日18時から4日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 100ミリ
中部 120ミリ
南部 180ミリ
その後、4日18時から5日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 およそ50ミリ
中部 およそ50ミリ
南部 50から100ミリ
の見込みです。
[補足事項]
今後、発表する警報、注意報、気象情報等に留意してください。
次の「大雨と雷及び降ひょうに関する長野県気象情報」は、4日6時頃に発表する予定です。