大雨と雷及び突風に関する三重県気象情報　第３号
令和２年　７月　４日０５時５５分　津地方気象台発表

　三重県では、４日昼過ぎにかけて、局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。土砂災害に注意・警戒、低い土地の浸水、河川の増水、竜巻などの激しい突風に注意してください。

　［気象概況］
　　東シナ海から九州を通って伊豆諸島付近にのびている梅雨前線が５日にかけて、西日本から東日本に停滞する見込みです。
　　また、紀伊半島付近にある前線上の低気圧が４日にかけて東日本を通過する見込みです。
　　三重県では、低気圧や梅雨前線の影響で４日昼過ぎにかけて、局地的に雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。前線の活動等によっては、警報級の大雨となる可能性があります。
　
　［雨の実況］
　　降り始め（３日１１時００分）から４日５時００分までの降水量（アメダスによる速報値）
　　　　　御浜　１１７．５ミリ
　　　熊野新鹿　１１４．０ミリ
　　　　　尾鷲　　８４．０ミリ
　
　［雨の予想］
　４日から５日にかけて予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、
　　北中部　４０ミリ
　　南部　　４０ミリ
　４日６時から５日６時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　北中部　１００ミリ
　　南部　　１００ミリ
　その後、５日６時から６日６時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　北中部　５０から１００ミリ
　　南部　　５０から１００ミリ
　
　［防災事項］
　　土砂災害に注意・警戒してください。また、低い土地の浸水、河川の増水、強風、高波、落雷、竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
　
　［補足事項］
　　今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。また、土砂災害、浸水害、洪水の危険度に関しては、１０分毎に更新されるこれらの危険度分布を確認してください。
　　この情報は「大雨に関する三重県気象情報」を引き継ぐものです。
　　次の「大雨と雷及び突風に関する三重県気象情報」は、４日１７時頃に発表する予定です。