大雨と落雷及び突風に関する大分県気象情報 第3号
令和2年 7月 4日04時20分 大分地方気象台発表

 大分県では、4日朝にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降るおそれがあります。土砂災害に警戒してください。

  梅雨前線は、九州北部地方をゆっくりと北上しながら活動が活発となっています。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が非常に不安定となっています。前線は、4日朝にかけて九州北部地方をゆっくり北上した後は南下を始め、夜には九州南部で停滞する見込みです。
  このため、大分県では4日朝にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降り、南部、西部を中心に大雨となるおそれがあります。また、6月30日までの大雨で地盤が緩んでいる所があり、土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
  4日昼前にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。
 
 <雨の予想>
 4日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  中部 20ミリ
  北部 20ミリ
  西部 30ミリ
  南部 30ミリ
 
 4日6時から5日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  中部 50ミリ
  北部 50ミリ
  西部 80ミリ
  南部 80ミリ
 
 その後、5日6時から6日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  中部 50から100ミリ
  北部 50から100ミリ
  西部 100から150ミリ
  南部 100から150ミリ
 
 <防災事項>
  土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
 
  今後、発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報に留意してください。
  土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
  この情報は「大雨に関する大分県気象情報 第2号」を引き継ぐものです。
  次の情報は、4日16時00分頃に発表する予定です。