大雨と雷及び降ひょうに関する関東甲信地方気象情報 第2号
令和2年 7月 3日16時14分 気象庁予報部発表

 関東甲信地方では、4日は雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

 [気象状況と予想]
  梅雨前線が東シナ海から九州を通って伊豆諸島にのびています。前線は、4日にかけて西日本から東日本に停滞し、前線上の低気圧が3日夜までに発生し、4日朝にかけて、近畿地方から関東地方を通過する見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、関東甲信地方では、4日夜遅くにかけて大気の状態が不安定となるでしょう。
 
 [防災事項]
  関東甲信地方では、4日は雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。特に、6月30日から7月1日にかけて大雨となった地域では、土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
  土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
  また、4日にかけて、落雷、突風に注意してください。降ひょうも予想されますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
 
 [雨の予想]
 4日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  関東地方北部  30ミリ
  関東地方南部  40ミリ
  甲信地方    40ミリ
  伊豆諸島    40ミリ
 
 3日18時から4日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  関東地方北部 100ミリ
  関東地方南部 180ミリ
  甲信地方   180ミリ
  伊豆諸島   120ミリ
 の見込みです。
 
 [補足事項]
  今後発表する早期注意情報、警報、注意報、気象情報に留意してください。
  この情報は、「大雨に関する関東甲信地方気象情報」を引き継ぐものです。
  次の「大雨と雷及び降ひょうに関する関東甲信地方気象情報」は4日6時頃に発表する予定です。