大雨に関する全般気象情報 第1号
令和2年 7月 2日16時27分 気象庁予報部発表

 低気圧や前線の影響により、西日本では2日夜遅くから4日にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意してください。

 [気圧配置など]
  梅雨前線が東シナ海から南西諸島を通って関東の東にのびています。3日朝には東シナ海で前線上に低気圧が発生する見込みです。その後、低気圧は東進し、3日夜には九州の西に、4日朝には四国付近に達する見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、西日本では大気の状態が不安定となり、前線の活動が活発となるでしょう。
  
 [防災事項]
  九州南部では2日夜遅くから、九州北部地方では3日昼過ぎから、四国地方と近畿地方では3日夜から、局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、4日にかけて大雨となる所があるでしょう。
  3日18時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
   九州南部               200ミリ
   近畿地方、四国地方、九州北部地方    80ミリ
  その後、4日18時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
   近畿地方、四国地方     200から300ミリ
   九州北部地方、九州南部   100から200ミリ
  の見込みです。
 
  土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意してください。
 
 [補足事項等]
  地元気象台の発表する警報や注意報、早期注意情報、気象情報等に留意してください。
  次の「大雨に関する全般気象情報」は3日5時頃に発表する予定です。