大雨に関する熊本県気象情報 第1号
令和2年 7月 2日16時43分 熊本地方気象台発表(訂正)

 熊本県では、3日夜遅くから土砂災害に警戒してください。

  梅雨前線は奄美地方にあって、3日朝には前線上の東シナ海で低気圧が発生する見込みです。この低気圧や前線は3日夜には九州の西海上まで進み、4日にかけて四国付近まで進むでしょう。
  低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、九州北部地方では大気の状態が不安定となる見込みです。
  このため、熊本県では3日昼過ぎから4日にかけて局地的に雷を伴い激しい雨が降り、大雨となる見込みです。
 
 <雨の予想>
 3日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  熊本地方    30ミリ
  阿蘇地方    30ミリ
  天草・芦北地方 40ミリ
  球磨地方    40ミリ
 
 2日18時から3日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  熊本地方    80ミリ
  阿蘇地方    80ミリ
  天草・芦北地方 80ミリ
  球磨地方    80ミリ
 
 その後、3日18時から4日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  熊本地方    100から200ミリ
  阿蘇地方    100から200ミリ
  天草・芦北地方 100から200ミリ
  球磨地方    100から200ミリ
 
 <防災事項>
  土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や突風に注意してください。
 
  今後、発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。
  土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
 
  平成28年(2016年)熊本地震の影響を考慮し、一部市町村では洪水の警報・注意報について通常基準より引き下げた暫定基準で運用しています。
 
  次の情報は、3日06時頃に発表する予定です。
 
 訂正箇所:本文の「局地的に雷を伴い激しいが降り」を「局地的に雷を伴い激しい雨が降り」に訂正しました。