大雨と落雷及び突風に関する四国地方気象情報　第２号
令和２年　７月　３日０５時００分　高松地方気象台発表

　四国地方の太平洋側を中心に、３日夕方から４日昼前にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

　　梅雨前線が華中から東シナ海を通って日本の南にのびています。
　　梅雨前線は４日にかけて西日本から東日本に停滞して活動が活発となり、梅雨前線上の低気圧が西日本を通過していく見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、四国地方では大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
　　
　［雨の予想］
　　四国地方では、３日昼過ぎから４日昼前にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨の降るおそれがあります。また、太平洋側では、３日夕方から４日昼前にかけて、非常に激しい雨の降る所がある見込みです。前線の活動が現在の予想より活発となった場合には、警報級の大雨となるおそれがあります。
　
　３日に予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、
　　瀬戸内側　４０ミリ
　　太平洋側　６０ミリ
　４日に予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、
　　瀬戸内側　３０ミリ
　　太平洋側　６０ミリ
　
　３日６時から４日６時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　瀬戸内側　１５０ミリ
　　太平洋側　２５０ミリ
　
　その後、４日６時から５日６時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　瀬戸内側　５０から１００ミリ
　　太平洋側　１００から１５０ミリ
　　
　［防災事項］
　　土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
　　落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。
　　発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。また、屋外活動に注意してください。
　
　［補足事項］
　　今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
　　この情報は「大雨に関する四国地方気象情報」を引き継ぐものです。
　　次の「四国地方気象情報」は、３日１６時頃に発表する予定です。