大雨に関する四国地方気象情報 第1号
令和2年 7月 2日16時19分 高松地方気象台発表

 四国地方の太平洋側を中心に、3日夜のはじめ頃から4日にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

  梅雨前線が東シナ海から南西諸島を通って関東の東にのびています。3日朝には東シナ海で前線上に低気圧が発生する見込みです。その後、低気圧は東進し、3日夜には九州の西に、4日朝には四国付近に達する見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、四国地方では大気の状態が非常に不安定となり、前線の活動が活発となるでしょう。
  
 [雨の予想]
  四国地方の太平洋側を中心に、3日夜のはじめ頃から4日午前中にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨の降るおそれがあります。前線の活動が現在の予想より活発となった場合は、警報級の大雨となるおそれがあります。
 
 3日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  瀬戸内側 30ミリ
  太平洋側 50ミリ
 引き続き4日午前中にかけても、太平洋側を中心に非常に激しく降るおそれがあります。
 
 2日18時から3日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  瀬戸内側 50ミリ
  太平洋側 80ミリ
 
 その後、3日18時から4日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  瀬戸内側 100から150ミリ
  太平洋側 200から300ミリ
  
 [防災事項]
  土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
  落雷、突風に注意してください。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
  次の「四国地方気象情報」は、3日5時頃に発表する予定です。