大雨に関する九州北部地方（山口県を含む）気象情報　第１号
令和２年　７月　３日０４時５８分　福岡管区気象台発表

　九州北部地方では、４日昼前にかけて局地的に雷を伴い激しい雨や非常に激しい雨の降るおそれがあります。土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や突風に注意してください。

　　梅雨前線が華中から東シナ海を通って九州南部付近にのびています。梅雨前線は４日にかけて九州付近に停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、九州北部地方では大気の状態が不安定となり、前線の活動が活発となる見込みです。
　　このため、九州北部地方では４日昼前にかけて局地的に雷を伴い激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。また、６月３０日までの大雨で地盤が緩んでいる所があります。
　
　＜雨の予想＞
　３日から４日にかけて予想される１時間降水量は、いずれも多い所で、
　　大分県　４０ミリ
　　熊本県　５０ミリ
　
　３日６時から４日６時までに予想される２４時間降水量は、いずれも多い所で、
　　大分県　１２０ミリ
　　熊本県　１８０ミリ
　
　その後、４日６時から５日６時までに予想される２４時間降水量は、
　　熊本県　５０から１００ミリ
　
　＜防災事項＞
　　土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や突風に注意してください。
　
　　今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。
　　土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
　
　　次の情報は、３日１６時頃に発表する予定です。