大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第7号
令和2年 7月 2日05時21分 気象庁予報部発表
東日本や東北地方では、引き続き、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に警戒・注意してください。また、竜巻などの激しい突風、落雷、降ひょうに注意してください。
[気圧配置など]
梅雨前線が日本の東から日本の南を通って、東シナ海にのびています。また、日本海中部には低気圧があって、東北東へ進んでいます。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでおり、大気の状態が非常に不安定となっており、伊豆諸島付近では非常に激しい雨の降っている所があります。
[防災事項]
東日本では、伊豆諸島で2日朝にかけて、雷を伴った非常に激しい雨の降る所があり、東北地方では、2日朝にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨が降るでしょう。
3日6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で
伊豆諸島 100ミリ
東北地方、関東甲信地方
60ミリ
の見込みです。
これまでの大雨で地盤の緩んでいる所や増水している河川があります。引き続き、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に警戒・注意してください。また、竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理に注意してください。
[補足事項等]
「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報」は本号をもって終了しますが、地元気象台の発表する警報や注意報、気象情報等に留意してください。