大雨と突風に関する九州北部地方(山口県を含む)気象情報 第4号
令和2年 6月30日10時53分 福岡管区気象台発表

 九州北部地方では、30日昼過ぎにかけて雷を伴った激しい雨が降るおそれがあります。また、これまでの大雨により地盤が緩んでいる所があります。30日夕方にかけて土砂災害に警戒してください。

  朝鮮半島付近にある低気圧は日本海へ進み、対馬海峡付近にある低気圧からのびる梅雨前線は30日夜にかけて九州南部まで南下する見込みです。
  このため、九州北部地方では、30日昼過ぎにかけて雷を伴った激しい雨が降るおそれがあります。これまでの大雨により、地盤が緩んでいる所があります。30日夕方にかけて土砂災害に警戒してください。また、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
 
 <雨の実況>
  降り始め(29日10時00分)から30日10時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
  山口県 周南市和田   95.0ミリ
  福岡県 添田町英彦山  74.5ミリ
  佐賀県 嬉野      59.5ミリ
  大分県 日田市椿ヶ鼻 138.5ミリ
  長崎県 雲仙岳    112.0ミリ
  熊本県 五木     127.0ミリ
 
 <防災事項>
  土砂災害に警戒してください。また、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
  発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
 
  土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
 
  これで情報を終了します。