大雨と突風に関する鹿児島県（奄美地方を除く）気象情報　第６号
令和２年　６月３０日０５時３３分　鹿児島地方気象台発表

　薩摩地方では３０日夜遅くにかけて土砂災害に厳重に警戒してください。また、大隅地方では３０日夜遅くにかけて、種子島・屋久島地方では３０日夕方から土砂災害に警戒してください。

　　朝鮮半島付近の低気圧から九州北部地方へのびる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では大気の状態が非常に不安定となっています。
　　前線は３０日夜には、九州南部付近まで南下する見込みです。このため、薩摩地方では３０日昼前にかけて、大隅、種子島・屋久島地方では３０日昼過ぎにかけて断続的に非常に激しい雨が降るおそれがあります。その後も３０日夜遅くにかけて激しい雨が降る所がある見込みです。
　　また、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では、３０日は落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。
　
　＜雨の予想＞
　３０日０６時から７月１日０６時までの予想降水量（いずれも多い所）
　　１時間降水量
　　　薩摩地方　　　　　　　６０ミリ
　　　大隅地方　　　　　　　５０ミリ
　　　種子島・屋久島地方　　５０ミリ
　　２４時間降水量
　　　薩摩地方　　　　　　２００ミリ
　　　大隅地方　　　　　　２００ミリ
　　　種子島・屋久島地方　２００ミリ
　
　＜防災事項＞
　　厳重警戒：土砂災害
　　警戒事項：低い土地の浸水、河川の増水や氾濫
　　注意事項：落雷や竜巻などの激しい突風
　　発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
　　桜島では、土石流に注意してください。
　
　　今後、発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報に留意してください。また、土砂災害や浸水害及び洪水の危険度に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
　
　　次の府県気象情報は、３０日１１時３０分頃に発表する予定です。