大雨と落雷及び突風に関する宮崎県気象情報 第5号
令和2年 6月30日07時20分 宮崎地方気象台発表

 南部平野部、南部山沿いでは、土砂災害に警戒してください。南部山沿いでは、低い土地の浸水に警戒してください。南部平野部では、河川の増水に警戒してください。

  朝鮮半島付近の低気圧から九州北部地方へのびる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、宮崎県では大気の状態が非常に不安定となっています。前線は30日夜には、九州南部付近まで南下する見込みです。
 
  宮崎県では局地的に非常に激しい雨が降っています。アメダスでは、30日06時52分までの1時間に都城市菖蒲原町で60.5ミリの非常に激しい雨を観測しました。(速報値)
 
  宮崎県では、30日昼過ぎにかけて局地的に雷を伴い非常に激しい雨の降るおそれがあり、南部平野部と南部山沿いでは、30日夕方にかけて土砂災害、浸水害、洪水の危険度が高まる見込みです。
  また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。
 
 <雨の予想>
 30日09時から7月1日09時までの予想降水量(多い所)
  1時間降水量     60ミリ
  24時間降水量   180ミリ
 
 <防災事項>
  警戒事項:土砂災害、浸水害、河川の増水や氾濫
  注意事項:落雷、竜巻などの激しい突風
  発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
 
  今後、発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報に留意してください。また、土砂災害や浸水害及び洪水の危険度に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
 
  次の情報は30日11時30分頃に発表する予定です。