大雨と暴風及び落雷に関する長崎県気象情報 第3号
令和2年 6月30日04時58分 長崎地方気象台発表
壱岐・対馬では、30日朝にかけて暴風に警戒してください。南部では、30日朝から昼前にかけて土砂災害に警戒してください。また、長崎県では落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
朝鮮半島付近にある梅雨前線上の低気圧は発達しながら日本海へ進み、対馬海峡付近にある梅雨前線は30日夜にかけて九州南部まで南下する見込みです。低気圧や梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、梅雨前線の活動が活発になっています。
このため、南部では30日朝にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降るおそれがあります。これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があるため土砂災害に警戒してください。また、壱岐・対馬では30日朝にかけて発達した低気圧の影響による暴風に警戒してください。
<雨の予想>
30日に予想される1時間降水量は多い所で、
南部 50ミリ
<風の予想>
30日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
南部の海上 18メートル(30メートル)
北部の海上 18メートル(30メートル)
壱岐・対馬の海上 20メートル(30メートル)
五島の海上 18メートル(30メートル)
陸上 15メートル(25メートル)
<防災事項>
土砂災害や暴風に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
今後発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報などに留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
次の情報は、30日11時30分頃に発表する予定です。