大雨と落雷及び突風に関する大分県気象情報 第4号
令和2年 6月30日05時32分 大分地方気象台発表
大分県では、30日昼過ぎにかけて土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
朝鮮半島付近にある梅雨前線上の低気圧は発達しながら日本海へ進み、対馬海峡付近にある梅雨前線は30日夜にかけて九州南部まで南下する見込みです。低気圧や梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、梅雨前線の活動が活発になっています。
このため、大分県では、西部を中心に30日昼前にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。
また、大気の状態が非常に不安定になっているため、局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれがあります。
<雨の実況>
降り始め(29日13時00分)から30日5時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
日田市椿ヶ鼻 104.5ミリ
<雨の予想>
30日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
中部 30ミリ
北部 40ミリ
西部 50ミリ
南部 40ミリ
30日6時から7月1日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
中部 80ミリ
北部 100ミリ
西部 120ミリ
南部 100ミリ
<防災事項>
土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
今後発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報に留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
次の情報は、30日11時30分頃に発表する予定です。