大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第7号
令和2年 6月28日16時06分 気象庁予報部発表

 東日本では28日夜遅くにかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。

 [気圧配置など]
  梅雨前線が南西諸島から伊豆諸島付近にのびており、梅雨前線上の低気圧が紀伊半島の南と関東の東にあって、東北東や北東に進んでいます。
  28日夜にかけて、前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、伊豆諸島では大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
  
 [防災事項]
  低気圧や前線の影響により、伊豆諸島では28日夜遅くにかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。また東日本では27日からの大雨により地盤の緩んでいる所や増水している河川があります。
  29日18時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
   伊豆諸島 100ミリ
 の見込みです。 
  土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
  また、伊豆諸島では落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
 
 [補足事項等]
  「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報」は本号をもって終了しますが、地元気象台の発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報等に留意してください。