大雨と突風に関する九州南部・奄美地方気象情報　第１号
令和２年　６月２９日０５時３６分　鹿児島地方気象台発表

　九州南部では、２９日夜遅くから３０日にかけて土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

　　華中にある梅雨前線上の低気圧が３０日にかけて日本海に進むでしょう。九州南部では、この低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、３０日にかけて大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
　　このため、九州南部では２９日夜遅くから３０日にかけて局地的に雷を伴い非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。
　
　＜雨の予想＞
　２９日０６時から３０日０６時までの予想降水量（いずれも多い所）
　　１時間降水量
　　　鹿児島県（奄美地方を除く）　３０ミリ
　　　宮崎県　　　　　　　　　　　２０ミリ
　　２４時間降水量
　　　鹿児島県（奄美地方を除く）　１００ミリ
　　　宮崎県　　　　　　　　　　　　８０ミリ
　３０日０６時から７月１日０６時までの予想降水量（いずれも多い所）
　　２４時間降水量
　　　鹿児島県（奄美地方を除く）　１００から２００ミリ
　　　宮崎県　　　　　　　　　　　１００から１５０ミリ
　
　＜防災事項＞
　　警戒事項：土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫
　　注意事項：落雷、竜巻などの激しい突風
　　発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
　
　　今後、発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報に留意してください。また、土砂災害や浸水害及び洪水の危険度に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
　
　　次の地方気象情報は２９日１６時頃に発表する予定です。