大雨と落雷及び突風に関する宮崎県気象情報 第3号
令和2年 6月27日18時56分 宮崎地方気象台発表

 小林市、綾町では土砂災害に厳重に警戒してください。南部平野部、南部山沿いでは土砂災害、南部山沿いでは低い土地の浸水、南部平野部、北部平野部、南部山沿いでは河川の増水や氾濫に警戒してください。

  九州北部地方にある梅雨前線が28日にかけて九州南部付近をゆっくり南下する見込みです。この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、九州南部では大気の状態が非常に不安定となっています。
 
  解析雨量では、都城市付近で27日18時00分までの1時間におよそ60ミリの非常に激しい雨となっています。
  このため、宮崎県では28日朝にかけて、局地的に雷を伴い非常に激しい雨や激しい雨が降り大雨となる見込みです。また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。
 
 <雨の実況>
  6月27日07時から18時までの総降水量(アメダス速報値)
  えびの市加久藤  226.0ミリ
  えびの市えびの  223.5ミリ
  小林市野尻    171.5ミリ
 
 <雨の予想>
  27日18時から28日18時までの予想降水量(多い所)
   1時間降水量   60ミリ
  24時間降水量  200ミリ
 
 <防災事項>
  厳重警戒:土砂災害
  警戒事項:低い土地の浸水、河川の増水や氾濫
  注意事項:落雷や竜巻などの激しい突風
  発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
 
  今後、発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報等に留意してください。また、土砂災害や浸水害及び洪水の危険度に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
 
  次の情報は27日23時頃に発表する予定です。