大雨に関する福岡県気象情報 第4号
令和2年 6月27日16時39分 福岡管区気象台発表

 福岡県では、28日明け方まで土砂災害に警戒してください。

  九州北部地方に停滞している梅雨前線の活動が一旦小康状態となりましたが、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が再び活発となるでしょう。
  このため 福岡県では27日夜遅くから28日未明にかけて、局地的に雷を伴い非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。これまでの大雨で地盤が緩んでいる所や河川が増水している所があります。土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意してください。
 
 <雨の実況>
  降り始め(27日2時00分)から27日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
   久留米市津福本町 155.0ミリ
         朝倉 106.5ミリ
     添田町英彦山  86.5ミリ
      添田町野田  68.5ミリ
    久留米市耳納山  66.0ミリ
 
 <雨の予想>
 27日から28日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  福岡地方  30ミリ
  北九州地方 20ミリ
  筑豊地方  30ミリ
  筑後地方  50ミリ
 
 27日18時から28日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  福岡地方  80ミリ
  北九州地方 60ミリ
  筑豊地方  80ミリ
  筑後地方  120ミリ
 
 <防災事項>
  土砂災害に警戒してください。
  低い土地の浸水、河川の増水、落雷や突風に注意してください。
 
  今後、発表する警報、注意報や気象情報などに留意してください。
  土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
 
  次の情報は、28日06時頃に発表する予定です。