大雨に関する熊本県気象情報 第3号
令和2年 6月27日16時23分 熊本地方気象台発表
熊本県では、28日朝まで土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
九州北部地方に停滞している梅雨前線の活動が一旦小康状態となりましたが、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が再び活発となるでしょう。
このため、熊本県では、28日明け方にかけて局地的に雷を伴い非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。
<雨の実況>
降り始め(26日21時00分)から27日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
多良木町祓川 134.5ミリ
五木 116.0ミリ
人吉 112.0ミリ
山都町原 102.0ミリ
芦北町田浦 88.5ミリ
<雨の予想>
27日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
熊本地方 60ミリ
阿蘇地方 60ミリ
天草・芦北地方 60ミリ
球磨地方 60ミリ
28日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
熊本地方 60ミリ
阿蘇地方 60ミリ
天草・芦北地方 60ミリ
球磨地方 60ミリ
27日18時から28日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
熊本地方 180ミリ
阿蘇地方 180ミリ
天草・芦北地方 180ミリ
球磨地方 180ミリ
<防災事項>
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫にに警戒してください。落雷や突風に注意してください。
今後、発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
平成28年(2016年)熊本地震の影響を考慮し、一部市町村では洪水の警報・注意報について通常基準より引き下げた暫定基準で運用しています。
次の情報は、28日06時頃に発表する予定です。